障害者支援
2026.04.16
世界障害者アジアサミット2027 日本開催決定|東京講演会 開催報告

2026年4月13日、一般社団法人PEACE INCLUSION PIECE(PIP)主催の東京講演会にて、世界障害者アジアサミット2027の日本開催が正式に発表されました。
Nextwelは日野信輔(代表取締役)がPIPの事務局を務める関係から、本イベントの運営に携わりました。会場はサイボウズ株式会社様の東京日本橋タワー会議室をご提供いただき、企業・福祉・行政・国際機関など多様なステークホルダーが一堂に会した夜となりました。
世界障害者サミット(GDS)とは
GDS(世界障害者サミット)は、障害インクルージョンを世界で前に進めるための国際的な枠組みです。各国政府、国際機関、障害者団体、企業、市民社会などが集まり、障害のある人の権利を実際の政策や社会の仕組みに反映させるための具体的な行動を進めます。
2018年の第1回(ロンドン)から始まり、これまで3回のグローバルサミットが開催されてきました。各回5万人以上が参加するこの国際会議のアジア版が、2027年に日本で開催されます。
共催団体である国際障害同盟(IDA)は、182か国・13億人の障害者を代表する国際ネットワーク組織です。国連等のグローバルフォーラムでの障害者インクルージョン推進、世界の障害者リーダーシップ開発、雇用・教育・支援分野での国家レベルの政策実装という3つの柱で活動しています。

当日の主な内容
■ IDAによる基調講演
IDA事務局長のJosé Maria Viera氏、トレジャラーのPuay Tiak Lim氏より、世界の障害者インクルージョンの現状と日本への期待が語られました。
「東京はアクセシビリティ・雇用・教育において世界のロールモデルになっている」という評価は、日本にいると気づきにくい視点として参加者に響きました。アジア太平洋地域には現在約5億8,000万人の障害者がおり、2050年には52億人規模に達するこの地域での取り組みが、世界のインクルージョンを左右するという話は、この問題のスケールを改めて認識させるものでした。

■ サイボウズ株式会社 ソーシャルデザインラボ
「チームワークあふれる社会をつくる」を企業理念に掲げるサイボウズ株式会社のソーシャルデザインラボより、渡辺清美氏が登壇。災害支援・フリースクール運営・パラスポーツ支援など、企業としてのインクルーシブな取り組みが紹介されました。
会場をご提供いただいたサイボウズさんへの感謝とともに、企業がインクルージョンを「CSR」ではなく「事業の核」として取り組む姿勢が、参加者に大きな示唆を与えました。

最も印象に残った言葉
「私たちのことを、私たち抜きに決めない」
障害のある方たちが制度や社会の「設計される側」ではなく「設計する側」に立つ。これがインクルージョンの本質であるというメッセージは、Nextwelが日々の就労支援の現場で実践してきたことと深く重なるものでした。
こんな方はぜひご連絡ください
2027年アジアサミットに関心のある企業・団体
障害者インクルージョンを事業・CSRに組み込みたい企業
PIPの活動に賛同・連携いただける個人・団体
障害者雇用をDX人材育成と組み合わせて進めたい企業
お気軽にNextwelまでお問い合わせください。