障害者支援
2026.03.19
石川県の「しごと未来研究会」障害者雇用ミニ勉強会の開催報告

株式会社Nextwelも運営として携わっている石川県の「しごと未来研究会」主催の障害者雇用ミニ勉強会を2026年3月17日に開催しました。満員御礼となり、企業・福祉・行政それぞれの立場から多くの方にご参加いただきました。
今回は2団体の発表を中心に、障害者雇用の「設計」という視点から議論を深めました。
登壇団体のご紹介
■ CoCoネット(京都市障がい者就労支援ネットワーク会議)
京都にて、メディア・福祉・行政・医療・学校・企業という多様なステークホルダーとネットワークを構築されている団体です。2015年のスタートから10年で35機関が参画し、企業から企業へ実習をマッチングする独自の仕組みが高く評価され、知事表彰も受賞されています。
運営の中心が企業側にあるという設計が、他の就労支援ネットワークにはない最大の強みです。

■ 就労支援センターアステップむろまち(医療法人博友会)
京都府内で唯一、精神科クリニックを母体とする就労移行支援事業所です。全スタッフが精神保健福祉士または作業療法士という専門性の高い体制のもと、毎年20名以上の就職実績と96%の職場定着率を誇ります。
今回の発表では、精神・発達障害のある方の退職理由の9割が業務内容ではなく「ソフトスキル面(気持ちの部分)」であるというデータが示されました。「仕事を支えるだけでは定着しない。気持ちを支えるから定着する」という現場の実感が、参加者に強く響きました。

今回の気づき:「理解」より「設計」が先
障害者雇用がうまくいかない企業の多くは、「どう接すればいいかわからない」という段階で止まっています。
しかし本当に必要なのは、その方の特性に合った業務設計と、職場の中に「話せる関係性」をつくることです。理解は後からついてくる。まず設計する。設計したら伴走する。そこに支援機関が入れば、企業は一人で悩まずに済みます。
「しごと未来研究会」について
しごと未来研究会は、企業と福祉事業所が連携する共同プロジェクトです。企業同士・福祉施設同士の「横のつながり」を生み出しながら、障害者雇用を「義務対応」から「戦力化」へと進めるための場を提供しています。
石川県でも横・縦のつながりを育てながら、障害者雇用の成功事例をこれから積み上げていきます。

こんな企業・支援機関の方はぜひご相談ください
障害者雇用を義務対応ではなく戦力化まで進めたい企業
自社の業務に合わせたDX人材を障害者雇用で確保したい企業
まずは業務委託から始めて採用につなげたい企業
障害者就労支援のノウハウを高めたい福祉事業所・支援機関
お気軽にNextwelまでお問い合わせください。